茨城大学 工学部 システム工学科 H7卒の九州支部 渡邊と申します。
 茨大を卒業し、早20年以上が経ちましたが、私は現在、地元福岡でIT/Web関連の会社を経営しています。
 今期で7期目を迎えますが、途中で会社を休眠させたり、休眠復帰後も復帰当期から赤字決算だったりと、失敗だらけの経営をやってきましたが、一昨年あたりからようやく軌道に乗せることができ、なんとかここまでやってきている状況です。
 私の中では、ようやくスタート地点に立てた新人だと思っていますので、この先の文章もそんな若輩経営者の戯言だと思ってお読みください。
 出だしからこのような失敗談から書き始めているので、この投稿をお読みになられている方のお役に立てるのか不安ではありますが、唯一私が皆さんへお届けできることは「失敗学」ではないかなと思っています。
 この投稿をお読みになられている方の多くは、それなりの会社へ就職され、私と同じ年齢(ちなみに私は現在48歳です)のお方はそれなりの役職に就かれている方も多いことと思います。
 私も茨大卒業後は、大手IT企業に就職出来まして、技術系の特許を取ったり、IT系の資格もいくつか取得したりして、30代の初め位までは、それなりに順風満帆な人生を送っていました。
 「このまま昇格し、年収もアップして、それなりに豊かな人生を送れるのかな…」
などとボンヤリした将来のイメージを描いていました。学生時代から付き合っていた女性とも結婚して子供を授かり、マイホームも購入して、日本人としては平均的な安定感のある人生を送っていたと思います。
 そんな矢先、外資系のある大手ソフトウェアベンダーからヘッドハンティングされたのです。
私自身は、評価されている日本企業を辞めて、外資系企業に転職する必要性は全く感じていませんでした。また、妻からも転職は猛反対されたのですが、なぜか私はこの外資系企業に転職したのです。

 “ここが人生の転機となりました。”
 私の外資系企業への転職は大失敗。
 文化/人間性/仕事内容、これらの違いから私は転職後3ヵ月で鬱病になり、パニック障害を併発し、わずか9ヵ月でこの会社を退職してしまったのです。
 ここからは、本当に惨めな人生の再スタートとなりました。
 ある方の縁故で拾われた地元企業へなんとか再就職できたのですが、大手IT企業の華やかしい評価とは打って変わって毎年最低評価を下され、挙句の果て左遷の憂き目に遇い、もはや企業内で表舞台に立てるチャンスは完全に絶たれてしまいました。
 悔しかったです…。
 「なんでオレが…」「なぜ、あの時、ヘッドハンティングに乗ったんだろう…」
 過去を悔やみました。完全に自信を失いました。
 でも、魂の奥底で声が聞こえて来ました。
 「このままじゃ嫌だ!」「こんな人生で終わってたまるものか!!」
 わずか1%にも満たないこの想いが、私自身の背中を押してくれたように思います。
 私は、人生の再起に向けて準備を開始したのです。※具体的な内容は控えさせていただきます。
 そう、”絶対に起業してやる!” と心に誓ったのです。この時、私は35歳を迎えようとしていました。
 そして 10年が過ぎ、満を持して45歳の時に私は起業したのです。業種は、ITコンサルと物販(飛び込み営業)の2本柱としました。
 しかし、起業に向けて準備は万全に出来たと思っていたのですが、初年度は完全に惨敗でした。
 お金はそれなりに貯めていたとは言え、経営ノウハウはゼロなわけです。
 サラリーマン以外に、八百屋のバイト経験しかなかった私には、45歳からの会社経営は無謀そのものでした。
 失業保険のお金なんて、私にとってはスズメの涙でした。まだまだ続く住宅ローンに、子供の教育費等々、貯めたお金は湯水の如くあっという間に無くなって行きました。とにかく家族にご飯を食べさせることだけを考えていて、私はというと、借りた事務所で近所のスーパーの半額弁当を温めて食べる生活が続いていました。夫婦の絆にもヒビが入っていました(泣)
 「もうダメか…」
 この一言が脳裏に浮かび、見るに見兼ねた友達から「ハローワークに行って派遣でもなんでも仕事を探した方がいい」と言われる始末。私はすっかり弱り果てていました。
 と、その時に奇跡が起きました。
 私が作ったホームページから1本の化粧品が売れたのです。
 得意分野のITコンサルを主軸として起業した私でしたが、このままではダメだと思い、インターネット上でアフィリエイトという手法を用いた物販サイトを制作していまして、そこから売上が上がったのです。
 実は、これが現在の当社の主力事業『インターネット・マーケティング・ビジネス』を築き上げるキッカケとなったのです。
 詳しい話は割愛させていただきますが、現在の当社の強みはSEOです。
 SEOとは「Search Engine Optimization」の略であり、『検索エンジン最適化』と訳します。
 インターネット上のユーザーが抱える様々な悩みに答える(価値ある情報を提供する)ことで、そこで紹介した物やサービスの成約を取るサイトを作ることが仕事です。
 これまで培ったITスキルをこの世界に投入し、なんとか形になって来ました。
 ここからが勝負だと思っています。
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 以上、駆け足で私の失敗だらけの起業ストーリーをお届けしました。
 ITバブルが弾け、日本経済は不況に突入し、失われた20年などと言われてきました。
 今、ビットコイン、暗号通貨(仮想通貨)といった言葉をよく耳にするようになりました。金融革命は既に始まっていると私は思います。
 また、ITの次にIoTが当たり前となり、AI時代に突入し、いずれ世界はシンギュラリティとなります。インターネットの世界で当たり前のように仕事を始めると、未来が常識と感じるようになって来るように思います。
 文字数の都合上、私の話はここまでとなりますが、最後に一言だけお伝えさせてください。

 “夢だけは絶対に諦めないでください”
 45歳で起業した私ですが、まだまだ叶えたい夢が山のようにあります。
 インターネットの世界は、年齢も性別も、そして学歴も一切関係ありません。
 個人の想いや志があれば、誰でも勝負のできる世界です。
 今回の私の記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
 最後までお読みいただき、ありがとうございました。
                                 アイブレイン株式会社
                                 代表取締役 渡邊 益弘
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                     (関西支部会報と同時掲載)